どうも、ANAマイルクリエイター&マイルゴルファーのKohey(@Drive55Kohey)です。
ANAマイルを貯める専門家です。
家族みんなで旅行に行くためにANAマイルを貯めています。
2016年秋からANAマイルを本格的に貯め始めて、とうとう2018年秋にハワイへ家族全員でANAマイルだけで行けるまでになりました。
難しいことなんて、何もしてません。
そして、僕は一般的な年収のサラリーマンです。
今回は、ANAマイルを貯めるうえで、かなり重宝しているANAダイナースプレミアムカード。
クレジットカードの年会費が0円なんてのは最近多くなっていますが、このANAダイナースプレミアムカードは、時代に逆行するかのごとく年会費が15万5千円(税抜き)掛かるというとんでもないカードです。
年会費に比例して、もちろんメリットはたくさんあります。
- ANAマイルが100円につき2マイル貯まる
- 家族カードが何枚でも無料で発行、年会費も掛からない
- 年会費プラス2000円だけでビジネスアカウントカードが発行できる
- カードの特典が豊富
- 限度額なし
ANAマイルを貯めるためにANAダイナースプレミアムカードを保有しているんですが、果たしてこのバカ高い年会費を払っていく価値があるのかをダイナースの担当者にお会いしてインタビューしてきました。
ダイナースプレミアムカードを今後検討している人には、とても参考になると思います。
『今日はよろしくお願いします!』
『こちらこそよろしくお願い致します。』
目次
ANAダイナースプレミアムカードの年会費をペイするには?
『早速、どんどん質問させていただきますね。』
『はい、どうぞ!』
『ANAダイナースプレミアムカードの年会費がめっちゃ高いんですけど、年会費をペイするためにおすすめの特典はありますか?』
『Koheyさんは、ゴルフされますか?ダイナースは国内90コースと提携しています。この90コースは会員権を持っていないとラウンドできないようなコースも含まれます。そんなコースをプレーフィー半額でラウンドすることができます。』
『一流コースが半額で回れる特典ですよね?』
『はい、月に1回利用することができます。普通は2万円から4万円するコースがほとんどです。そのコースを半額でラウンドすることができます。半額になると2万円のコースでも1万円はお得になります。』
『毎月、ゴルフできるわけじゃないんですが?』
『そうですよね。例えば北海道に旅行に行った時に、通常ではラウンドできないコースをラウンドすることができ、さらに半額になるとしたらいかがですか?』
『旅行先でのゴルフは良いですね!現地に知り合いがいない場合は、コースどうするか悩みますしね。』
『ゴルファー保険も自動付帯されていますので、クラブの盗難や怪我、ホールインワン時も安心です。』
『ゴルファー保険、別で入ると年間1万円ぐらいしますもんね。』
『それ以外にはありますか?』
『プレミアムエグゼクティブダイニングは、やはりオススメですね。』
『あっ!それは、何回か接待で使ったことあります!』
『ありがとうございます。対象レストランのコース料理が2名様でご利用いただくと、1名様のコース料金が無料になります。Koheyさんのように接待でご利用いただいたり、奥様とお二人でお使いになる方が多いですね。』
『それ以外だと、カードのご利用で100円ごとに2ポイント獲得できるところですね。』
『そこは、ほんと大きいですよね!このポイントは、そのままANAマイルに交換できますしね。』
『そうですね。通常のダイナースプレミアムカードの場合はANAマイルへの移行は、年間8万マイルまでと上限がありますがANAダイナースプレミアムカードは上限がありません。』
『でも、年会費が高いからできることですよね?』
『誤解されているのですが、ダイナースは年会費での収益はほぼありません。収益の大半は加盟店手数料です。特典は使えるだけ使ってください。』
特典をどんどん使う。そして、カードの利用でマイルを貯めることをしないと簡単には回収できなさそうですね。
ダイナースプレミアムカードとANAダイナースプレミアムカードのどちらがおすすめ?
『ANAマイルの話しになったんですが、通常のダイナースプレミアムカードと航空会社と提携しているANAダイナースプレミアムカードはどちらの方が良いと思いますか?』
『難しい質問ですね。ANAの上級会員であるSUPER FLYERS GOLDメンバーになりたい場合は、ANAダイナースプレミアムカードをおすすめします。それ以外は、通常のダイナースプレミアムカードですね。』
『それはなぜですか?』
『ダイナースプレミアムカードは、家族カードは年会費無料で何枚でも発行可能です。本会員様がANAの上級会員になると家族カードの所有者様も飛行機に乗っていないのに上級会員になることができます。』
『本会員が一緒に飛行機に乗らなくても、家族カードを持ってさえすれば飛行機に乗るときに上級会員として扱われるんですね。』
『はい、その通りです。一度もANAの飛行機に乗ったことがない奥様が、初めてご利用される場合でも上級会員となります。上級会員でなくてもANAダイナースプレミアムカードは、ANAラウンジに入ることも可能です。』
『初めて、飛行機に乗るのにいきなりANAラウンジに入れるようになるんですね。それはお得!!上級会員じゃなくてもANAラウンジに入れるところもいいですね。』
ANAの上級会員であるSUPER FLYERS GOLDメンバーの特典についてはこちら
参考 僕のANAダイナースプレミアムカードにスーパーフライヤーズカードという特別な称号が!ANAマイルをためてお得に旅行とゴルフに行く方法『通常のダイナースプレミアムカードをおすすめするのは、どういった場合ですか?』
『ダイナースのポイントをANA以外にデルタ航空、ユナイテッド航空、アリタリア航空、大韓航空に移行することができます。移行費用も0円です。そして、ANAダイナースプレミアムカードより年会費が少し安く13万円(税抜き)となります。』
ただし、次のようにポイントからマイルに移行するには上限があります。
航空会社名 | プログラム名 | 年間移行限度 | 年間の移行期間 |
ANA | ANAマイレージクラブ | 8万マイル | 12月21日から翌年12月20日 |
デルタ航空 | デルタスカイマイル | 10万マイル | 2月1日から翌年1月31日 |
ユナイテッド航空 | マイレージプラス | 10万マイル | 2月1日から翌年1月31日 |
アリタリア-イタリア航空 | クラブ・ミッレリア | 10万マイル | 2月1日から翌年1月31日 |
大韓航空 | スカイパス | 10万マイル | 2月1日から翌年1月31日 |
『ANA以外にもマイルを移行したい航空会社がある場合は、通常のダイナースプレミアムカードがいいかもしれないですね。』
正直、ダイナースとアメックスどちらを選べばいいの?
『あと、気になるのはやっぱりアメックスプラチナカードとの違いはいかがですか?』
『これは、正直なところ好みです。Koheyさんは、ベンツとBMWどちらが欲しいですか?』
『好みですね・・・』
『それから誤解されやすいんですが、ダイナースプレミアムカードと対抗するのは、あくまでアメックスセンチュリオンカードなんです。アメックスプラチナカードではないんですね。』
『そうなんですか!?』
『年会費が通常のダイナースプレミアムカードとアメックスプラチナカードはほぼ同じです。ですのでよく比較対象になります。』
『そうですよね!?でも違うんですか?』
『アメックスプラチナカードとダイナースプレミアムカードの特典は、似たようなものでほとんど変わりません。大きな違いはダイナースの場合は100円につき2ポイント貯まるところです。アメックスの場合、センチュリオンカードでも100円につき1ポイントです。』
『同じ年会費を払っているならば、ポイントが倍貯まると。』
『そうです。アメックスプラチナカードをお持ちの方が、ダイナースプレミアムカードに移行されるケースはとても多いですよ。アメックスセンチュリオンカードでも100円で2ポイントは貯まらないですからね。』
『年会費がほとんど同じでも貯まるポイントが倍ならば、ダイナースプレミアムカードを選びますね。』
『はい、その通りです。』
『以上です、今日はありがとうございました。最後に要望があります、大阪にダイナースのラウンジ作ってください!』
『こちらこそありがとうございました。ラウンジですね、確かに大阪にはありませんからね。』
確かに私の周りでもアメックスプラチナからダイナースプレミアムカードに変えた方もいらっしゃいます。
今回のまとめ
・ダイナースプレミアムカードの年会費をペイするためには、積極的に「ゴルフのプレーフィー半額」、「プレミアムエグゼクティブダイニング」を利用する
・ANAダイナースプレミアムカードは、ANAの上級会員を目指すなら最適なカード
・通常のダイナースプレミアムカードはANA以外の航空会社にもポイントをマイルに交換可能
・アメックスプラチナとダイナースプレミアムがよく比較されるがそうではない
・100円につき2ポイント貯まるカードは、ダイナースプレミアムカードのみ