どうも、ANAマイルクリエイター&マイルゴルファーのKoheyです。
ANAマイルを貯める専門家です。
ほんとのほんとに惜しかった!
2017年今シーズンの最後のメジャー、全米プロゴルフ選手権で前半9ホールで単独首位だったけど最終的には5位でフィニッシュ。
プレイが終わったあとのインタビューでは悔し泣きしてました。
ほんと、悔しかったんでしょうね。
見てる僕たちも悔しかったんだから、本人の悔しさは僕らでは測れません。
僕は下の文章を書いて、優勝した瞬間に記事アップするつもりでしたが・・・
やったー!!
おめでとう!!
松山英樹が全米プロ選手権で日本人メジャー初制覇です!!
残念ながら優勝にあと一歩届きませんでしたが、今後の更なる活躍を期待して記事の続きを書きたいと思います。
目次
松山英樹のこれまでの実績はまじですごい
1992年2月25日生まれのまだ25歳です。
そう、まだ25歳なんです!
その落ち着きぶりで、もう少し上に見えそうですがまだ25歳です。
愛媛県松山市出身で中学2年生の時に「ゴルフが上手くなる環境を整えるため」に地元の中学校から高知県の明徳義塾中学校に転校し、そのまま明徳義塾高等学校を卒業して、東北福祉大学に入学します。
高校生の時からすでに頭角を現しており、全国高等学校ゴルフ選手権大会で優勝して、ナショナルチームのメンバーにも選出されていました。
ゴルフの名門、東北福祉大学に進学し、大学1年生の時にアジアアマチュア選手権で日本人として初めて優勝します。
アジアアマチュア選手権で優勝できると、翌年のマスターズ選手権にアマチュア代表として出場権が与えられます。
そのマスターズ選手権で予選も通過して、超一流の海外プロ達がいる大会で27位と大健闘します。
『この27位はアマチュア選手のなかで1位となり、日本人として初めてローアマチュアを獲得します。』
『アマチュア選手のなかで1位になることがローアマチュアって言うんやで。』
大学3年生の時には世界アマチュアゴルフランキングで日本人初の1位にもなっています。
大学時代にプロに転向し、プロ転向したあとの日本ツアー2戦目のつるやオープンゴルフトーナメントで初優勝します!
プロに転向して2戦目の優勝はツアー最短記録です。
『そのまま、勢いに乗り史上初のルーキーイヤーで賞金王、ルーキー最多タイの4勝、史上最速で年間獲得賞金2億円突破します!
プロ転向して日本ツアーで数々の記録を作ったあとは、海外ツアーを主戦場していますが、主戦場にしだした2014年に、海外ツアー初優勝もしちゃいます!』
松山英樹の成績がすごいのは、彼の練習熱心さが生んだものです。
今回の全米プロゴルフ選手権でも海外のトッププロの誰よりも最後まで練習場に残り居残り練習に励んでいました。
松山英樹の今シーズンのここまでの成績
2017年賞金ランキング対象の試合で18戦出場しており、4勝しています。
獲得賞金は770万ドルを越えており、賞金ランキング1位になっています。
『日本円だと8億9,000万円を越えています。』
全米プロゴルフ選手権に優勝していたら、優勝賞金は189万ドル!?なので2億円加算されていました。
『優勝したら余裕で10億円突破してたん!?』
全米プロゴルフ選手権終了後も世界ランクは2位、獲得賞金、年間王者を決めるフェデックスポイントは1位を継続しています。
この成績からも分かるとおり、ゴルフのアメリカツアーの中心には松山英樹がいます。
ちょっと出て優勝争いに加わっている選手とは違い、継続して活躍しているんです。
松山英樹が5位だった全米プロゴルフ選手権を含むメジャーって?
松山英樹が、惜しくも優勝を逃した全米プロゴルフ選手権はメジャー大会と呼ばれています。
海外プロゴルフツアーでは、4大メジャーが存在しています。
- マスターズ
- 全米オープン
- 全英オープン
- 全米プロゴルフ選手権
『この4つがゴルフにおいて最も権威のある大会です。この4つを総称してメジャーと呼んでいます。』
『日本人の優勝はまだなくて、日本人最高順位は全米オープンで青木功さんと松山英樹の2位が最高やで。』
松山英樹の優勝はほんとにもうすぐです!
4大メジャー全てで優勝した選手は5人だけ
この最も権威ある4大メジャーで全て優勝することをグランドスラムといいます。
このグランドスラムを達成したのは
- ジーン・サラザン(米)優勝回数:7
- ベン・ホーガン(米)優勝回数:9
- ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)優勝回数:9
- ジャック・ニクラウス(米)優勝回数:18
- タイガー・ウッズ(米)優勝回数:14
この5人だけです。(名前の横の優勝回数は4大メジャーの優勝回数です。)
『優勝回数は帝王と呼ばれたジャック・ニクラウスと誰もが知ってるタイガー・ウッズが群を抜いてます。』
『ジャック・ニクラウスとタイガー・ウッズはグランドスラムを3回達成するトリプルグランドスラムも達成してるんやで。』
この5人がキャリアグランドスラムを達成しており、同じ年に4大メジャー全てを優勝する真のグランドスラムはジャック・ニクラウス、タイガー・ウッズでも達成されていません。
松山英樹はこの領域にまで登りつめて欲しいですね。
残りの試合は1試合と年間王者を決める大会のみ
今シーズンのメジャー大会は全て終了しました。
松山英樹のメジャー大会優勝は来年までお預けです。
残りの試合は8月17日から始まる「ウィンダム選手権」が最終戦でアメリカツアーは終了します。
そのあとは、年間王者を決めるプレーオフに入ります。
プレーオフは計4戦行うのですが、年間王者には1000万ドル(約11億円)のボーナスが送られます。
『プレーオフ優勝者には今シーズンの獲得賞金にプラス11億円のボーナスやからものすごいですね。』
プロゴルファーへのゴルフ道具支給
松山英樹のゴルフクラブ、ゴルフボールはダンロップスポーツが所有するブランドの「SRIXON」が提供しています。
SRIXONからゴルフクラブ、ボールを支給されているので、他のメーカーのものを基本的に使うことは契約違反になるため使用することはできません。
それでも松山英樹は一部契約内容を変更して、ドライバーやフェアウェイウッドを他のメーカーのものを使用しています。
『SRIXONがウッド関係作るの下手くそなのはここだけの話しやで。』
松山英樹が2016年から使い始めたドライバーは、キャロウェイゴルフというブランドのグレートビッグバーサだったんですが、2015年に発売していた型落ち製品でした。
今もまだ松山英樹はこのドライバーを使っています。
『僕たちも中古ゴルフショップで買えるドライバーなんですが、松山英樹が使い始めた時期はどこのゴルフショップでも品切れ状態でした。』
しかも、松山英樹が最初に使い始めたドライバーはツアープロ支給品ではなくて一般に販売していたドライバーという話しもあります。
基本的にプロゴルファーはメーカーから支給されるゴルフクラブ、ゴルフボールは、一般に僕たちがゴルフショップで購入するものとは実は違います。
ゴルフクラブ、ゴルフボールは個体差があって、良いものから先にプロゴルファーに支給されていった後に残ったものが店頭に並びます。
それでも松山英樹が使ったドライバーがプロ支給品ではない話しが出たので、あっという間に同じドライバーはゴルフショップから姿を消しました。
『でも、同じドライバー使っても松山英樹の飛距離は300ヤード越えやけど、俺らの飛距離は…』
『それを言わんといてくれ。夢がなくなってまうやんか。』
最後に
今回の全米プロゴルフ選手権、松山英樹が最もメジャー優勝に近づいた瞬間でした。
来年こそは4大メジャーで優勝して欲しいですね。
全米プロゴルフ選手権、終了後に松山英樹から1月に入籍して、7月に第1子が誕生していたことが発表されました。
奥さんや生まれてきた子どものために、今回は優勝したかったのかもしれませんね。