どうも、ANAマイルクリエイター&マイルゴルファーのKoheyです。
ANAマイルを貯める専門家です。
「ゴルフをラウンドしたあとに、良いショットと悪いショットどちらを覚えていますか?」
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僕は悪いショットばかりが思い出されます・・・。
普段は結構、ポジティブな方なんですけどゴルフはどうも別みたいです。
あなたはどうでしたか?
こんな僕のようなネガティブゴルファーとても参考になる番組がNHKでやっていました。
スコアも対したことないアベレージゴルファーだから感じた視点で、ゴルフにおいて最も重要なメンタルに関して感じたことを紹介します。
タイガーウッズを育てたコーチ「ルディ・デュラン」
引用元:NHKドキュメンタリー
NHK Eテレで放送されていた「奇跡のレッスン」で日本のジュニアゴルファーにアメリカからやってきたルディ・デュラン(67)さんがコーチングをしていました。
ルディさんはタイガーウッズの初めてのコーチを務め、4歳~10歳までタイガーウッズを教えいました。
15歳までタイガーウッズの練習相手を務めており、45年で5000人以上を指導したジュニア育成のエキスパートです。
本人も全米ツアーを戦い抜いたプロゴルファーでした。
番組の企画は公立中学校では珍しくゴルフ部がある千葉県の多古中学校のゴルフ部の生徒にレッスンを行います。
番組冒頭に出てきた最も共感した言葉
番組の最初の方のインタビューで、ルディさんが述べていた言葉に僕は衝撃を受けました。
ゴルフは他のスポーツと比べて圧倒的にメンタルが重要なスポーツです。
大人のゴルファーはレッスン中、「なぜ失敗したのか」を気にします。
しかし失敗に価値はありません。
ドーン!!
・・・ほんとにその通りでした。
コースでも練習場でもミスショットをすると何で今のがダメだったのか?
アドレスが悪かったのか?スイングのどこどこが悪かったのか?ばかり考えていました。
さらにルディさんは続けます。
失敗は忘れて❝いいこと❞だけを記憶する。
常に❝いいこと❞だけを思い出すことが大切
他のスポーツでも共通するところが多いと思うのですが、ゴルフだとアドレスに入る前、野球なら打席に入る前、サッカーならPKを蹴る前に、いいイメージだけ持ってプレーに入ると結果も良くなる可能性が高くなる気がしませんか?
でもですよ、ルディさんの言いたいことはわかるけど・・・
いいことを考えてるだけで結果が変わるほど楽じゃないよね?
確かにいいイメージを持ってアドレスに入れば、いいショットは打てそうです。
でも、ついつい失敗した時のことも思い出してしまいます。
そんなときの対処法として、ルディさんは打った後の気持ちの持ち方で悪い記憶を消せるようになる、そんなことは問題じゃなくなると番組のなかで説明していました。
プレイの結果だけでなく、プロセスを重視しなさい。
打つ前に宣言(コミット)しなさい。
番組に出ていた子どもが、アプローチ練習で「タイヤに入れる」と宣言(コミット)しました。
すかさずルディさんは、それはプロセスの宣言ではないとアドバイスしていました。
すると、その子は「フィニッシュをしっかり取る」と宣言しなおしました。
結果は上手くタイヤに入りました。
ルディさんはタイヤに入ったことも喜んでいましたが、プロセスがしっかり出来ていたかを確認していました。
それができていたことに対して、ルディさんはとても喜んでいました。
プロセスと結果の違いですが、プロセスは「ボールを最後まで見て打つ」、「右足が浮かない」などです。
結果は「250ヤード飛ばす」、「カップに入れる」です。
失敗を忘れ、いい記憶だけを保存していくことで悪いイメージを無くしていきます。
ルディさんが考える「成功の円」
ルディさんは最初に子どもたちにノートを1冊づつ渡しています。
「そのノートにはこれからいいことだけを書いてください」と付け加えて渡します。
いいことを書いているこのノートがあなたの記憶のライブラリーになる、いい記憶が貯まれば貯まるほど全てが上手く回ると子どもたちに伝えています。
この上手く回る円がルディさんが言う「成功の円」です。
Decide 決断
いい記憶のライブラリーからどのクラブで打つのかを決断します
Commit 宣言
自分でやりたいと思うことを宣言し成功への意識を高めます
Athlete アスリート
スポーツ選手として身体が覚えた感覚でボールを打つ
Response 気持ちの持ち方
Save 保存
失敗を忘れ良い記憶だけを保存
この成功の円が何度も回ることで良い結果が生まれます。
もちろん、ゴルフには基本的な技術は存在します。
その技術の前に大切なことをルディさんは子供たちに教えていました。
まとめ
ルディさんが中学生に教える番組でしたが、大人の僕にもとても参考になる考え方でした。
結果が上手く行かないときはついつい、色んなゴルフ雑誌や人から教わったことで活路を見出そうとしてしまいます。
失敗を直そうとしてばっかりでした。
練習場でもいいショットが出れば、いい感触でその日の練習は帰ろうとなってました。
本当はそこからが勝負です。
そのいい記憶をライブラリーに貯めていくことが出来るかどうかが、上手くなるかならないかの大きな違いですね。