たったの500円で!?わくわく関空見学プランで世界のエアラインの離発着が間近で見れる!

どうも、ANAマイルクリエイター&マイルゴルファーのKoheyです。

ANAマイルを貯める専門家です。

 

飛行機を間近で見るとやっぱり興奮します!!そんなことないですか?

 

この記事を書いている今もどきどき、わくわくが収まりません。

 

快晴のゴールデンウイーク真っ只中、関空展望ホール「スカイビュー」に家族で遊びに行ってきました。

家族のなかで男は私だけでしたので楽しめるのは私だけではないかと不安に思っていましたが、家族全員大興奮でした!

 

見学ツアーの参加費も一人500円とコストパフォーマンスも高く、家計の財布にも優しく妻もニッコリです!

はじまりは一冊の本から

bookアイキャッチ

家族で本屋+雑貨屋に寄ったときのことでした。

子どもたちは「漫画」エリアに直行、妻は「雑貨」エリアへ直行とそれぞれ目的地へ向かっていきました。

入り口で取り残されてしまった私は、趣味の「ゴルフ雑誌」のエリアに向かいました。

 

ゴルフ雑誌を立ち読みしていたのですが、近くに「鉄道・飛行機・ミリタリー」コーナーがありました。

そこにたまたま「関空・伊丹・神戸 関西3空港」というムック本が平置きされていました。

 

飛行機で空港を利用するときに何かお得な情報ないかなーとペラペラと見ていたところ

 

わくわく関空見学プラン 新・関空の裏側探検コース 土日祝限定で個人向けに開催

 

という情報を見つけました。

早速、スマホで情報収集です(笑)

わくわく関空見学プランとは

Enjoyアイキャッチ

通常は立ち入ることができない「航空保安区域」にある施設を関空オフィシャルガイドが案内してくれる、約1時間のバスツアーです。

管制塔や機内食工場、給油タンクなど空港の心臓部を見学することができます。

  • 運行日:土・日・祝
  • 運行スケジュール:第1便 12:00 第2便 13:30 第3便 15:00
  • 定員:各便50名様
  • 参加料:一人500円 ※3歳以下のお子様で座席を使用されない場合は無料

 

事前申し込みはWEBサイトの予約ページから簡単に予約可能です。

見学ツアーの予約、お問い合わせはこちらから(リンク先のページ内に埋め込まれた動画から音声が出ます)

 

さすがにゴールデンウィークは事前予約がいっぱいとなっていましたが、当日申込みもどうやら受付けているようです。

 

問い合わせ先の関空展望ホール「Sky View」に確認したところ、各便とも事前予約枠は30名、当日申込枠は20名となり運行当日の朝の11時から受付開始するとのことでした。

わくわく関空見学プランの当日受付は11時から

ゴールデンウィークということも想定して受付は11時からスタートですが、少し早めに行くべきだと判断して、10時前には関空展望ホール Sky Viewに到着しました。

Sky Viewのエントランスホール1Fインフォメーションが、10:00オープンということもありまだ玄関も開いていませんでした。

 

が、私たち家族の前にはすでに3組ほどの家族が待っていました。

(8:00から4F、5Fスカイデッキは営業しています)

 

インフォメーション前で約1時間待つことになるのですが、もちろん並ぶのは私の役目、子どもたちはスカイデッキに飛行機を見に行きました。

 

お伝えしたように、当日申込枠は各便(第1便 12:00 第2便 13:30 第3便 15:00)20名の先着順です。

注意しないといけないのが、第2便も第3便も当日申込枠のスタートが11時からとなります。

 

私たちは第1便希望でしたので問題ありませんでしたが、第2便、第3便希望の方は見学ツアー開始まで時間調整をする必要があります。

 

無事に第1便の当日申込枠に入ることができましたので11時から集合時間の11:50まで関空展望ホールを探検です。

(といってもほぼスカイデッキで飛行機の離陸を間近で見学です)

わくわく関空見学プランの場所はもちろん関西国際空港

関空展望ホール スカイビューはターミナルビルから少し離れています。

電車で行かれる場合は「第1ターミナルビル」から「関空展望ホール」まで無料送迎バスが運行中です。

車の場合は連絡橋からターミナル方面に向かわずに「展望ホール」方面に進んでください。

料金所出てすぐに分岐があります。

分岐を左に入るため連絡橋から左側を進むことをおすすめします。

見学ツアー当日は快晴すぎるほど快晴(笑)

関空展望ホールSky Viewの展望デッキから取った写真です。

画像加工なしです。白がとび過ぎなぐらい最高な天気です!!

飛行機雲も最高です!!

世界の航空会社の離陸が止まらない

飛行機は基本的に向かい風で離陸するため、離陸方向が変わります。

大阪のもう一つの伊丹空港は近隣の騒音、建物への影響で離陸、着陸方向が一定ですが、見学ツアー開始前の時間帯は画像のように奥から展望ホールに向かって離陸する方向でした。

(見学ツアー終了後の離陸方向は反対向きでした)

ジェットエンジンの轟音とともに飛行機が目の前をがんがん、離陸していきます。

こんなリーフレットをもらえますので離陸する飛行機の尾翼でどこの航空会社か当てるゲームをしました。

クイズ形式が楽しくて、飛行機が離陸するたびに子どもたちと航空会社名を叫んでました。

JAL-!!

ジンエアー!!

アシアナ航空ー!!

ANA、キター!!!

すいません、テンション上がりすぎました・・・

おとなも子どももみんな大興奮です。

展望デッキからこんな感じで飛行機を眺めるのは無料です。

天気も良かったので展望デッキでお弁当を広げて食べている家族もいました。

ハイテンションのままわくわく関空見学プランのスタートです!

見学ルートのご紹介

見学ルートは関空展望ホール Sky Viewからバスで①の航空保安区域に向かいます。

そして、第2滑走路がある2期空港島に向かいKIXメガソーラー、着陸する飛行機を見学してSky Viewに帰ってくる1時間のコースです。

②の見学スポット以外はバスの中からの見学です。

①の航空保安区域内は車窓からの見学かつ安全管理上の理由から車窓を開けるのもNGです。

管制塔の高さは僅差の第4位

①の航空保安区域に向かっていると関空内でも一番高い建物が見えてきます。

展望デッキからも目視できる建物です。

管制塔の高さは約80mで国内第4位です。

1位は羽田空港、2位は成田空港、3位は中部国際空港です。

3位の中部国際空港との差はわずか30cmとのことです。

中部国際空港の建設が関空より後なので、中部国際空港が関空よりちょっとでも高くした感が半端ないです。

航空保安区域への立ち入り

機内食工場

世界各国の食文化に合わせた機内食を航空会社に提供しています。

宗教食や子ども向け機内食ももちろん提供しています。

Air Franceは、パンにこだわりを持っており出発便の時刻にあわせてフランスパンを焼き上げるそうです。

機内食工場の前にずらりと整列しているトラックが「フードローダー」です。

飛行機に、工場で出来た機内食を届けるための特殊車両です。

国際貨物地区

航空貨物輸送に必要な期間が集中したエリアです。

関空は24時間オープンの空港なので世界の重要な物流拠点のひとつとなっています。

 

ここでクイズです。

下のFedexの貨物輸送機ですが一般の旅客機と大きな違いがあります。

さてどこでしょう。

・・

・・・

・・・・

・・・・・

 

 

 

 

正解は「窓がありません」

 

人が乗らないため窓を付ける必要がありません。

また、窓を付けないことで重量も減り燃費も良くなります。

給油タンク

航空燃料は海上のタンカーからタンクに給油されます。

1基あたり12,000キロリットルの燃料を保管しておくことが可能です。

航空燃料は家庭で使う灯油とよく似ています。

灯油から水分をなくしたものが「ケロシン」と言い、ケロシンが飛行機の燃料となります。

水分をなくす理由は上空では凍ってしまうためです。

第2滑走路での着陸機の見学

最後の見学スポットとして第2滑走路に向かいます。

こちらでは72,000枚のソーラーパネルがあるKIXメガソーラーをみることができます。

宇宙世紀の兵器を思い出してしまったのはご愛敬。

写真では見えないぐらい奥までソーラーパネルが敷き詰められています。

ソーラーパネルが72,000枚あるんですが関空全体の8%しか供給できません。(関空の電力消費量はどんだけなんだ!?)

メガソーラーの説明中に空の彼方から飛行機が着陸してきます。

ここでも運よくANAの機体です。

沖縄 那覇からのB737-700の小型便です。

この後、2機ほど着陸を間近に見ることができました。

この第2滑走路の長さは4,000mを超えます。

4,000m級は国内だと成田空港とここ関西空港のみです。

滑走路が長ければ長いほどA380の様な大型機も安定して着陸できるようになります。

ちなみに4,000mの長さですが、御堂筋線のなんばー梅田間と同程度です。

第2滑走路にて間近で着陸を見た後はバスに戻り、関空展望ホール Sky Viewへの帰路となります。

関西国際空港について

関西空港
関西空港がKIXと呼ばれるのはなぜか

空港には、それぞれ国際運送協会が決めた3文字のコードがあります。

羽田空港なら「HND」、成田空港なら「NRT」、伊丹空港なら「ITM」となります。

それぞれのローマ字表記の頭文字を取っています。

 

関西国際空港は「Kansai International Airport」ですので、頭文字3文字をとればKIAとなるのですがKIXとなっています。

その理由は関空ができたときに、既にパプアニューギニアのKAIAPIT(カイアピット)空港がKIAというコードを使っていたため関空はKIAを使えませんでした。

KIにつづく3文字目が「I」か「X」しか空いていなかったため、発音もしやすく聞いた感じも良い「KIX」となりました。

 

関西空港の広さはUSJ20個分、甲子園だと250個分!!

関空の広さは1,000haを超える完全人口の島です。

完全な海上空港として「世界で最も奇妙な18の空港(ポピュラーメカニクス誌)」の第1位にも選定されています。

関空展望ホール Sky View・わくわく関空見学プランの感想

関空展望ホール Sky View

無料の展望デッキにて、飛行機の国際線の離発着を間近で見ることができる関西の唯一のスポットです。

今回の記事では紹介しきれませんでしたが、体験型見学・学習施設「スカイミュージアム」

航空会社のオフィシャルグッズを多数取り揃える 「スカイショップタウン」

超音速旅客機「コンコルド」をイメージしたレストラン「レジェンドオブコンコルド」

とショップやレストランが充実しています。

見学ツアーなしでも来る価値はあるかと思います。

わくわく関空見学プランまとめ

一人500円で航空保安区域、飛行機の着陸を間近でみることができる見学プランは圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります!

WEBで予約状況を確認していただき、ぜひ一度は参加してみてください。めっちゃ楽しかったです!!