どうも、ANAマイルクリエイター&マイルゴルファーのKoheyです。
ANAマイルを貯める専門家です。
突然ですがあなたは「ナイトライダー」を覚えていますか?
1980年代に放送していたアメリカのテレビドラマなんですが、日本でも放送していました。
そこに出てくる車が凄かったんですね。
このナイトライダーで出てくる車が「ナイト2000」なんですが、高性能な人工知能を備えております。
人間の言葉による指示も理解し応答もする、無人走行をはじめとしたとんでもない機能をたくさん持っていました。
車の加速性能もとんでもないものを持っており、完全に静止した状態から100kmに達する時間はなんと0.2秒でした。
小学生だった僕は夢中でナイトライダーを見ていました。
wikipediaより
小さい頃からナイトライダーに憧れていたんですが、現代で最もこの車に近いと僕が勝手に思っている車に試乗できる機会がありました。
それがテスラから出ている
「Model S」です!!
大阪にあるテスラ心斎橋から特別試乗会に来ませんかとお誘いを受けましたので「Model S」を試乗してきました。
一言でいうと
「テスラ、すっごいよ!!」
目次
テスラのバカげた機能とは?
テスラの車は完全な電気自動車
テスラの作る車は、全て電気自動車となっています。
ガソリンを使わずに電気だけで車が動きます。
ガソリンスタンドで、ガソリンを入れる必要が全くありません。
100%の充電で車種によって480km~632km走ります!!(NEDC:新欧州ドライビングサイクル)による値です。
テスラ以外の電気自動車では日産のリーフ、三菱自動車のi-MiEV、BMWのi3。
電気とガソリンのハイブリッド車であればトヨタのPHV、三菱自動車のアウトランダーPHEVが最近、よく売れていて街中でよく見る車です。
テスラの加速は半端ない
スーパーカーなどの加速性能を図る目安として、よく「0-100km/h」に到達するまでのタイムが用いられます。
一般的なガソリン車の場合は、10秒以上掛かります。
5秒以下ならかなり速い印象です、レーシングカーでも3秒程度です。
テスラの加速タイムは2.7秒(Model S P100Dモデル)です!!
試乗時の一般道で、20km/h前後から一気に法定速度ギリギリまで急加速してもらいましたが、ほんまにやばいです!
一瞬で加速するんでジェットコースターで急降下している感覚でした。
この時の加速度は1Gを超え、ビルの屋上から落下するより早く加速します。
どおりで怖かったわけです。
アクセル踏んでからタイヤが動き出す工程が、ガソリンエンジン車の半分程度なのでこの加速が実現できるそうです。
ちなみにナイトライダーは0.2秒です!?
どういうこと「イチ」って数えてる間に100km/h以上になってるってこと!?
テスラのナビの部分にはタブレットが埋め込まれてる!?
助手席側からの写真で、一般車だとナビがはまっているところです。
17インチのタッチスクリーンがテスラの全てのモデルに標準装備されています。
運転席からナビを見ているところです。
もー、ほんまにタブレットですね。
ネットワークにも接続されているので、道路の渋滞情報もリアルタイムで入ってくるし、普通にGoogle検索できます。
※安全上の理由から動画は見れません。
テスラが勝手に運転してくれる!?オートパイロット機能
高速道路で威力を発揮するんですが、最近の車はオートクルーズコントロール機能が搭載されており、前の車を自動追尾してくれます。
アクセル、ブレーキから足を離して楽に目的地まで行くことができるようになりました。
ただし、ハンドル操作はドライバーが行う必要がありました。
テスラの場合はハンドル操作さえもいらなくなります。
自動追尾かつレーンの認識を行い、レーンの中央を自動で走ります。
自動でいつ、どのレーンを走ればいいかを決めてくれます。
遅い車の後ろに着いてしまった場合は、より順調に流れているレーンに勝手に車線変更します。
テスラの車は前にも後ろにもトランク!?
後ろにトランクがあるのは普通ですよね?それなりの積載量がありそうです。
前にも大きくないですがトランクあります(笑)
エンジン積んでないのでスペースあるんですね。
テスラの車は中も外も公害ゼロ!?
テスラの車は外部から空気を取り入れるフィルターにHEPAフィルターというものが付けられています。
このフィルターは、アメリカのトランプ大統領が乗る公用車と同じものとなっています。
外気に含まれる花粉、バクテリア、ウィルス、そして汚染物質の車内への侵入を防ぎます。
このフィルターによる空調システムは「外気導入」、「内気循環」、「対生物兵器モード」があります。
安全面もトップクラス!?
バッテリーは、フロア下に取り付けられているため重心が下がっています。
重心が低いことにより、車が横転するリスクが圧倒的に少なくなります。
また、ガソリンエンジンを積んでいないことで前から後ろからの衝突は当然です。
さらに、横からの衝撃もかなり少なくなるように設計されています。
米道路交通安全局による衝突試験で「前から」「後ろから」「横から」で「Model S」は満点を取っています。
車のカギが超かわいい!!
カギが車のかたちをしています(笑)
トランクの部分をタッチするとトランク空いたりします。
ちなみに運転席は、これを持って車に近づくと自動でカギが開いてドアが開きます。
テスラは「Model S」と「Model X」と2種類のモデル
テスラではセダンタイプの「Model S」、SUVタイプの「Model X」が用意されています。
どちらも7人乗りにも対応しています。
こちらが今回の試乗車の「Model S」です。
見た目がほとんどナイトライダーですね♪
こちらがSUVタイプの「Model X」です。
なんか後ろのドア気になりますよね?
そう、ガルウイングです(笑)。
テスラではファルコンウイングという名称ですが。
開閉はもちろん自動です。
横の車にぶつかるやろって思うかもしれませんが、センサーが付いていて障害物を避けてドアが跳ね上がります!
セダンの後部座席や、1BOXのスライドドアよりも狭いスペースで乗り降りが可能です。
電気自動車の充電方法
車の左後方に写真のような充電口があります。
こちらに充電用のコネクターをぶっさします。
こちらを自宅に設置して、テスラの車に接続します。
1時間で約40km分の充電が可能です。
気になるのは電気代ですが夜間に「Model S」をゼロから充電する場合は約1,600円程度です。
1,600円程度で400km以上は走ります。
外出先で充電する場合は、テスラ専用スタンド、それ以外に道の駅やショッピングモールで増えてきた電気自動車用の充電設備を利用することができます。
テスラの気になる価格はいくらぐらい?
こんなすごい車、いくらぐらいするのかもちろん気になりますよね?
予想通り、予想以上の金額です。
「Model S」は900万円から
「Model X」は1078万円からです。
高っけーー!!
ダイナースプレミアムカードでも支払いができる?
とりあえず、聞いてみました(笑)
最初の申込金になる25万円はダイナースでの支払いは可能ですが、それ以外は現金、ローンしかダメでした。
【6月30日追記情報】
ダイナースコンシェルジュに調べてもらったところ、テスラ東京がJCBに加盟しているためダイナースにて全額支払い可能とのことです!
Model Sの900万だと100円で2マイル貯まるから、180,000マイル貯まります(笑)
テスラモーターズって?
革新的な電気自動車を開発、製造、販売しているのがアメリカのシリコンバレーに拠点を置く会社、それがテスラモーターズです。
現在販売中の車種は「Model S」「Model X」の2種類ですが、低価格なセダンタイプの「Model 3」が発表され、「Model 3」をベースにしたコンパクトSUVの「Model Y」を開発中です。
日本のパナソニックと共同で電気自動車用の次世代バッテリーを開発していることでも有名な会社です。
これから、さらに注目が集まる会社です。